フラッド広島ライブレポ


広島!!フラッドワンマン行ってきましたあああああああ!!!!!!

去年末に松山対バンで「4月に松山来る」って言ってたから3月のミュージックキューブで「4月にフラッド来るから!!信じてるから!」ってフラッドを途中で切り上げてユニゾン見に走った(しかも満員でユニゾン見れなかった)のにスルーしやがった恨みが凄くあったので絶対今回のツアーは遠征してでもワンマン行ったるって決めてたんで!!!!!

セットリスト

最後の晩餐
Silent Noise=Avant-garde Punk
フェルディナン・グリフォン・サーカス
Chameleon Baby
Thunderbolt
泥水のメロディー
百鬼夜行
Red Dirt Boogie
Black Magic Fun Club
コインランドリー・ブルース
Quiz Show
Human License
シーガル
プシケ
ブラックバード

an.
ロストワールド・エレジー
ロシナンテ




最後の晩餐

今宵はいかれたディナータイムパーティー 君がかけられたのは
カスタードずくめの罠 吐き出せないのは僕のせいさ

開演が約10分遅れ。ライブの予定時刻が遅れるのってその分曲が減りそうでものすごくもったいなく感じる!!実際ゴーストやらなかったしね!!!!!福岡でやったらしいのにね!!!!!!
待ちに待ったフラッド、佐々木さんは皮ジャン!!ワンマンで!?おだかのぐるぐるストール並に見てるこっちが暑い…!!
挨拶もそこそこに始まったのは最後の晩餐。
…だからー、アルバムのシメの曲を最初にとかさー………ピッタリ!!!!
わざわざワンマンに足運んでこの曲聴いて盛り上がるこの様、まさにフラッドの毒に巣食われるみたいな恐気持ち良さ!!!
この曲、アルバムの中でも百鬼夜行と並ぶくらい好きなんでもうニヤニヤ止らず最初っからゆらゆらしてしまいました。距離3メートルくらいで見てたんですが、スピーカーからもちょうどよく佐々木さんの声は相変わらずかっけええ!!!
そして石井。「オーイエー(棒読み)」…コーラス下手だったんだ…


フェルディナン・グリフォン・サーカス

私、これCDで聴いた時クラップが不愉快でたまらなかったんです。強制的に「盛り上がる曲ですよーわかりますかー」って促されてるみたいで、テレビのバラエティのテロップ見てるのと同じような気分になって。
けど佐々木さんがギター止めてマイク握って
「脳無しなままでもいい わからないままでもいい 笑えたらそれでいい 俺は愉快な道化師」
って吠えてる時に自分自身クラップしてて、物凄い切実で真に迫る部分なのにこっちは他人事みたいに軽快に鳴らしてるクラップが、ああこれこの歌のピエロと何も知らずにピエロで笑う客そのものだなーって気付いてこの状況にぞっとしたと同時に感動した。
これ考えたのいしわたりさんならちょっと許せる気がする。


Chameleon Baby

か弱い者ほど 気付いているジレンマ 自由を知らぬまま 不自由を嘆く
Chameleon Baby 脱獄計画立てよう 隠れていないでさ
Chameleon Baby 何度呼びかけても なんで黙っているのさ

初めてフラッドを聴いた時、ミッシェルっぽいバンドだなあって思ったんですが聴いてく内に似てるのは佐々木さんの声だけかと気付いて、しかしこの曲は何度聴いてもミッシェルっぽい。いい意味で。何から何までストレートにかっこいい。
そして佐々木さん歌詞が更に上手くなってるなあって今回のアルバムをライブ前に予習してて…すみませんめっちゃ偉そうに…
サーカスもカメレオンもこっちに思考させる作り方してるというか、今までは割とぶつけてく一方だったような。クイズショウはその中間にいる感じ。
…話がそれた。カメレオン死ぬ程たのしかった!!!!!!!多分今回一番テンション上がったな私!!
この曲ほんとライブ向きです、フェスとかでガンガンやってほしい!
音に暗さがないから食いつきやすいだろうし曲調も単純でノリやすいし、しっかりクラップもついてくるし。
そして何よりラストの「あーんたの方じゃないっ?」が!!!!!かっこえええええええ!!!!


百鬼夜行

踊り狂うカーニバルは 言霊の百鬼夜行
汚れのない魂が 無いと知って強くなる

かっこよすぎてちょっといしきとんでたもったいない…
この曲ばかりは石井さんがかっこよく見えました。この曲ほんっとにかこいいんだから!!!!!
物販に居たマネージャー捕まえて「嘘喰いのアニメ化決定した際にOP主題歌に期用すべく早く集英社にプロモーションを!!!!」って叫びたかったくらいだ(だいぶ本気)


MC
・広島初ワンマン、滅多に来れない地域だから嬉しい
・石井が目覚めたのは広島のライブから(後ろ向いてアンプいじってる時に客に「こっち向け石井!」と言われてから石井の何かがおかしくなったと言ってました)
あと、
石井「ありがとー皆、ほんとありがとう!!」
佐々木「…俺はありがとうなんて言わねー」
石井「なんでよ!」
佐々木「絶対言わないね。なんか口にすると安っぽいじゃん」
曽根さん「(佐々木さんの台詞に間髪入れずに)みんなありがとー!!!!」
爆笑
石井「!!(笑)」
佐々木「…(渡邊さんの方見る)」
渡邊「…(笑)俺も言いたくないタイプだなー」
佐々木「(笑)」
曽根「…俺だってほんとは言いたくねーよ」
石井「!?…みんなありがとう!!ありがとうね!!」
このくだり面白過ぎた…(笑)

ってナタリーピロウズアルバム発表ツアーきたああああああああああ!!!!!!!!!
なんでもないですああテンション上がってきたああああ


Black Magic Fun Club

やりたい放題やった挙句 イメージを信じるしかないんです
会員皆どっかズレていて 狂っているくらいが正常で
今夜もブラック・マジック・ファンクラブで
変わりたい 変われない この僕を呪う

「皆、住民票って何であるか知ってる?本籍って何であるか…知ってる?俺ね、知らないの。前にそいうのが必要になって、何でこんなもんがあるのかなーって…俺は俺で、俺がそれを決めた訳じゃないのに。そんな風に不思議に思って作った曲です」
過去行ったライブもそうなんですが、フラッドの客層は見事に若者ばかりです。まだデビューしてからそんな経ってないからアラサー以上にはそんなに知られてないのもあるんでしょうけど、こういう歌詞が若者ウケするんだろうなあと思う。
悩んで青臭く渦巻いてるぶつけたぶつけどころがわからんっていう20代前半の一人の男性の背伸び出来ない言葉がほんとそのままブルースに乗ってて、その歌詞と音のギャップがたまらなく佐々木さんをかっこよくさせて魅了させるんじゃないかなあと。
…レポートですね。「ダダダダーッ」の部分、くそかっこいい。
生まれ変わって男で才能があったら佐々木さんの声がほしい。
石井「ヘーヘーヘヘーイ(棒)」………石井…


コインランドリー・ブルース

心を繋いでいられたら ほつれた糸を直して
その訳をちょっとは知っていたかな
いびつな皺さえ愛しいと 優しげな台詞を言って
忘れないで と嘘をついたの?

「俺の一番嫌いな言葉は“忘れた”っていう言葉で…忘れたって言っても、それは絶対に忘れてないから。
 俺の一番ズルイと思う言葉は、“忘れないで”…っていう言葉です。
 だけどそう思う事は、嫌でもあって、どうしようもなくて、そんな自分が嫌で、やっとその感情を歌に出来たのがコインランドリー・ブルースという歌です」
ムジカで「(スピッツの)草野さんみたいな声が出る予定だった」と語ってた佐々木さんに思わず笑って、同時に佐々木さんが佐々木さんの声で良かったと心底ありがたく思いました。草野さんも大好きなんですが二人はちょっと多い。
絶対に無視出来ない、声だけで聴き入ってしまうバラードって才能とか努力で唄えるものじゃないってこの曲でほんと思い知らされました。
あれだけ盛り上がってたフロアが一瞬で静まり返って、誰もが余計な音を立てないよう動かないでただステージを見上げてて、凄いきれいな光景だった。
ただ、ラストのサビ前のアカペラにギターがついてしまってて…そこはむしろギターどころかマイクも無しで唄ってほしかった…
あと、この曲はどうしても佐々木さんの声に集中してしまってろくに歌詞が頭に入ってきてなかったんですが今歌詞見て合わせて聴いたら泣きそうになった
なにこれ最強
あんまり言いたくないんですが、私の中でバラード最強はスガシカオで
その中でも「7月7日」がぼろぼろ泣くほどもうものすごい声はキレイだわ歌詞は完璧だわで
それに並ぶくらいこの曲すごいこわい
シカオ当時40?…佐々木さん24!?なんだこの人!?


Quiz Show

簡単な答えなのに 最後のチャンスさえ 棒に振んのは
ああ 本当のこと 言わないだけ? 言えないだけ?
手に入れたものじゃ足らず とどかないものに焦がれ
ああ 終わりなきクイズ・ショウで君はもう何度目のパスだろう

「実はもう後半戦で、しんみりしたのは向いてないんで」と始まったカウントダウン!!一気に再熱する箱全体、楽しいしかっこいいしこの歌もライブ定番になんないかな!!カップリングにおさめとくのもったいない!!


Human License

ドラム かっこよすぎる
残念ながら私の位置からは渡邊さんの姿が見えなかったのですが音だけは…音だけは全身を打ちつけてくるようバシバシと!!痺れた!!!


プシケ

「俺の大事なメンバーを紹介します!!」
言われてえええええええええええ!!!!
以前ユニゾン鈴木さんが「佐々木くんにメンバー紹介されたい」ってブログに書いてたの思い出して、今回石井さんが鈴木さんにそっくりなのに気付いて、これなら鈴木さんいけるんちゃうんかと(石井さんになりすましてベース弾いて)思いました。
ああでも自分の名前じゃないとな…
プシケ、正式にレコーディングして音源化してほしいとは思うんですがそうなるとあのメンバー紹介なくなるから今更それじゃファンにはしっくりこないんだろうなと複雑です…
しかしまあこの曲はほんと飽きない。いつでも全力でかっこいい。


ブラックバード

踊るように飛んだ でも知らなかった
羽は汚れてた
未来 未来 未来 未来 黒い鳥の声が
未来 未来 未来 未来 朝を焦がしてく

「最後に、未来の歌を」
あーーーーーーーーーー!!!!やっとだーーーーーー!!!
田淵さんのツイートがもう少し早けりゃこの曲のイントロ流れた瞬間「そういう事だあ!!」と叫びだしたかもしれないほど待ちに待った曲です!!フラッドに惚れた最初の曲なんです!!
もうほんっと中毒性ある曲で!
夢中で拳を振り上げるようなのじゃないけど、長澤くんの「RED」とかシロップの「正常」とか、ああいう類の、脳からどろっと侵食されてくみたいな音楽。
ただこういう音楽は深夜俳諧しながらヘッドフォンでドン底の気分で聴くのが最高なんでライブとなると周りの温度が気になってなかなか集中できなかったりするんですが、初聴きの感動と変な動きをしだすお客さんがいなかったので存分に聴きいれました!!!
「未来」連呼、それだけでなんであんなかっこいいのか誰か説明してくれ!
しかもそれで去ってったんだよ!!なにあのかっこよさヘタったの石井さんだけじゃん!!



アンコール

石井さんと渡邊さんだけ先に登場。
石井「今日裸になんないんだね」
渡邊「ワンマンの時は脱がないって決めたんだよ」
「上半身裸が正装じゃねーんだ(笑)」
「つーかお前こそその帽子なんなの?オシャレだと思ってんの?」
「オシャレだろこれ!マジパねーし!(棒)」
「毎回被ってんじゃんぜってー臭せえよそれ」
「臭くねーよ毎日リセッシュしてんだよ!」
このへんで佐々木さん曽根さん登場、が、ステージ隅に二人して寄ってヒソヒソ話しながら石井渡邊のやりとりを眺めてました。まるで女子のように。

石井「そうだ、ツアーといえばあれだよ、グ…」
渡邊「グ?」
「グ…なんだっけ?」
「グッ…」
「グッズ!グッズですよ!!(客苦笑い)今回ね、ワンマン限定でブランドとコラボしてTシャツ出してるんでぜひ!ほんと物販の量がすごくてね、あれをトラックの荷台に積む作業がほんと時間かかるんだよ!毎回30分くらい…皆さんがたくさん買っていただけたらその作業時間も減って幸せになれるんでよろしくお願いします!」
「楽したいだけじゃん」
「違うって!楽はしたいけど!」
「ってか石井がいない方が運搬早く終わると思うよ?今日終わったら暫くライブないし広島ゆっくりして帰れば?」
「!?いや俺いないと車内寂しいっしょ!」
「別に!?滑るだけだし」
「そんなことねーし!!っつーかそこ!(佐々木さん達)何でコソコソ固まってんだよ!」
佐々木「いやあ…(滑り具合が)恐ろしいことになってるなあって…(笑)」
ほんと恐ろしい事態でした(笑)あれほど見事に滑るMCも久々に見た…

佐々木「昨日、福岡でワンマンやったんですけど…ワンマンって他のバンドがいないから打ち上げが寂しくてね。で、その打ち上げに向かう道中にコインランドリーがあって…
まだ飲む前だったのに石井がいきなり“おい!コインランドリーブルース唄えよ!とか言い出して…バカじゃねえかと」
石井「バカではないよ!いいじゃん別に!」
佐々木「(無視)で、俺は絶対唄わねえって言ってんのに曽根さんも“唄えよ!”とか…俺は断固拒否だよ、カラオケ行っても自分の曲は絶対歌わないし…石井は唄うけど」
石井「俺めっちゃ唄うよね!」
佐々木「世界は君のものとか熱唱するもんな(笑)で、そんなこんなしてたら“じゃあ俺が歌う!”って石井が唄い出して、しまいにはこいつら3人で大合唱してんだよ。
コインランドリーで。」
マジかよ!!!私の名曲になんてことしやがる!!カメラにちゃんとおさめたの!?
佐々木「それでなんかよくわかんねーけど石井を洗おうってことになって、コインランドリーの洗濯機の中に入れようとしたんだよね」
石井「意外と入ったよね(笑)」
佐々木「入ったんだよ、そしたらなんかこいつテンション上がって」
石井「二つ折りになってケツからこう入ったらすごい身体にフィットしたんだよ、写真も撮ったけどいい写真になったよ、あれハマりそう」
佐々木「広島じゃぜってーコインランドリー入んねーからな!」
石井「広島は恐そうだからいいや(笑)」
佐々木「ていうか普通に犯罪だからね」
佐々木さんね、喋り方がなんていうか、力はいってない、五十嵐とか長澤くんみたいな声の出し方ですごい癒されるんですよ。そんな人だからツッコミも弱くて面白くて(笑)
そしてたった2曲のアンコール。
ロストワールドはレコ発ツアーで唯一ワンマン限定で披露してるらしいです。


ロシナンテ

「誰か、誰か、誰か、聞いてくれ」俺はひとつの言葉をかきむしる

誰か、誰かの中の化け物に宛ててくたばれくたばれ

ラスト。まさかゴーストをやらないで…一回のアンコールで終わるとは…なんということでしょう…
目に焼き付けようとしっかりステージをガン見しました。
佐々木さん、ライブが終わりに近づくにつれ声に色気が増すんですがしゃがれればしゃがれる程美声とかもうなに
ロシナンテは音源でも切なくなるかっこよさなんですが生で見ると佐々木さんのがむしゃらな表情もあって余計胸が痛くなりました。

世界中にとは言わないけどでもどこかの誰かを救い上げるくらいなら可能な筈っていう田淵さんの意思が私は素晴らしいと思うし、
今の情報が分散化された社会だからそういう意思になったんじゃないかなって思ってるんです。
選択肢なら腐る程あるから、そこで自分が選ばれる可能性は恐ろしく低い。
で、佐々木さんもわざわざマニアックな音を選ぶ人でそれでもメジャーで届ける側に居る人だから、
ニュアンスは違っても考え方が少し似てる気がします。これこの年代のバンドマンにちょっと共通してんじゃないかなあ。



総括
石井さんの滑り具合と打たれ強さは芸人並に光るものがある
竹内電気にいじられるべき
一刻も早く集英社に嘘喰いをおさえるべく打診を
ゴーストいつかやってね
カメレオンベイビーはライブで威力を発揮






2010年11月12日 | ホウ楽 | とっぷ