SANUKI ROCK 小高そうさん編

小高&山下(ランクヘッド)

タイムテーブルに「小山&山下」と書かれていたおだか。さすがおだか。金髪だからだよ。
今回の会場はどこも自分らでチューニング等をやるみたいで、ライブ前に二人でステージに出てきて音量調節とかして、開始10分前?くらいに終わったんだけど、いったんはけて出てくるのも白々しいとおだかの言い分で時間前倒しで始まりました。
SUMUSのステージはバックにスクリーンがあって、登場の時に「サヌキロックコロシアーム(外国人風の低音)」というSEがロゴの映像とともに流れるんですが、それにあわせ犬の影絵を作って遊ぶおだか。会場に生ぬるい笑い。

ライブレポート前にちょっと長い話を。

最初のユニゾンからそうなんだけど、今回セットリストを大幅にかえたバンドが殆どだと思います。
出来るだけ暗くならないよう、出来るだけピースフルに、その上で今少しでも皆に伝えられる歌をっていうような。
おだかとそうさんはこの弾き語りで、ちょっと、あまり嬉しくないというか、デリカシーのない言葉を客から投げかけられて。
別にアンチがいたとかじゃなく、単純におだか達が口にする言葉の責任の重さを理解してないからあのお客さんも話題を振っただけだと思うんですが…しんどかったなあ…
震災のことに関して少し…3分くらい喋ってくれました。

東京、東の方では今毎日地震がおきてて、恐いし、電気も止まったりして、社会の機能が一時停止したりしてる。
けど被災地の人達に比べたら俺らは普通にご飯が食べれて、水道の水が飲めて、不自由なんかない。
今大変な人達はたくさんいて、そんな中で俺は今ここで唄ってるんやけど、こんな状況やから唄えんって人も、こんな大変な時にライブなんか来ていいんやろうかって、罪悪感を感じるって人も、なんにも間違ってないと思うんよ。
ここは被災地からすごく遠いから…何も出来ないとか考えてしまうかもしれんけど、体力を落とさんといてほしくて。この国の体力というか。
日本全体が萎縮してると復興も難しくて、時間もかかるから、こういうイベントで街を活性化させるのは凄いええ事やと思うしもっとやるべきやと思うんよ。俺こんな賑わってる高松初めて見たもん、高松こんなに人おったんやな!

…というようなことを話してくれました。
私の曖昧な記憶なんで、おだかのブログを読んでいただいた方が彼がランクヘッドとして今どう思ってどう動きたいのかをすごく丁寧に書いていますからぜひ。
なんかね、「うたうことしかできない」件で凄く茶化されてるミュージシャン達がいるじゃないですか。
もうその批判通り、歌で被災者の方々のお腹が満たされたり生活が不自由なく出来ることはないんですよね。
でも歌を唄うことを仕事にしてる人達がいて、無力で、無力だけど唄いたくて、そういう風に言えるおだかはすごいと思う。言わないでただ届け続ける人もすごいと思う。
ゴーイングの松本さんも「今日ここに来ていいんだろうかって悩んだ人もたくさんいると思いますけど、答え言います、いいんです!!」って言ってくれて
私、震災の翌日がバインのライブだったんですね
私自身は何も傷なんか負わなかったし生活も出来てるんだけど全然楽しめる状況じゃないわけで、浮かれられるわけもなく、すごい罪悪感があって、吐きそうで、家で曲聴いてるだけで涙が止まらなくて死にたくなる一日を過ごしたんで、震災から一週間以上経ってるとはいえ振り切って楽しもうって気持ちで来れなかった人もたくさんいたと思うんで本当にそれぞれのファンには救われる言葉だったと思う。
なんの傷も負わなかった高松の地に呼ばれてるのに行けなかったミュージシャンは辛かっただろうな。

さて改めてランクヘッド弾き語りレポート!

狂った朝
アンパンマンマーチ
三月
来る朝燃える未来
僕らのうた


狂った朝

目が覚めても悲しいニュースは消えていなかった
解っていたけどこんな日も息苦しいほど
この世界は綺麗で

青く青く晴れ渡る空の真下で踏み潰された
名も無き花の命のその価値は一体幾らだろうか
ねえ、神様

新アルバムの一曲目の曲ですね。これをあの場で唄った勇気を心から尊敬する。
アコギが二本、それとおだかの声だけ
静かに歌いあげるその光景にひたすら張り詰めた空気が漂ってました。
初めて生で聴くのがアコースティックって、すっごい後になって影響するんですよね…なんせしっかり歌に酔えるから神がかってるから、アコースティック版が脳内でどんどん美化されてく…


アンパンマンマーチ

おだか弾き語りの定番というこの歌、やっと聴けた!!
ランクヘッド弾き語りは何気にやっと二回目なんです。初の時はラジオ公開生放送だったからアンパンマンはやってくれなかった…
ものすごい名曲になってるから一回は聴いておいたほうがいいと噂の曲でしたが
やだなにこれ渋い
アンパンマンマーチ(しっとりバージョン)
おだか…ただでさえメッセージ性のある歌にそれほど魂こめるか…


三月

泣いてるのですか?動けないのですか?
それでもどうにかして
進もうとしているのですか?

生きている意味などないなんて泣かないで
大丈夫だから

不安で怖くて 足がすくんで
それでも前を向くことが
本当の強さだと僕は心から思うから

誰かが迷わずに歩いた百キロよりも
君が迷いながら歩き出すその一歩は
どんなにか意味があるに違いない
大丈夫だから

傷つきながら迷いながら
それでも前を向くことは
本当の強さだと僕は心から思うんだ

タイトル通り、三月だから、やるとは思っていたんですが
覚悟してるのに泣きそうになった
いや、素直に泣いてよかったんだよなあ…しっとりと凄く優しい歌い方をしてました。ライブハウスに雫みたいに歌がぽつぽつととけていくような感じだった。
たくさんの人にこれを聴いてほしいです、今ぜひ聴いてほしい


来る朝燃える未来

狂っているよ こんな世界は
テレビを見て思った
誰かが嘆く そんな事を
分かりきっている事さ

都合良すぎて 嘘つき過ぎて
そろそろツケが 回ってきたのさ

テレビで言う正義と悪の
つじつま合わなくなってんだ

そして 隠し持っていた 凶器を手にし
誰かの夢を裂く 来る朝を裂き
光る未来を消そうとする

そうさ 隠し持った凶器を手にし
僕は夜を裂こう そして明日へと
向かおうとしよう こんな世界で

「僕の友人の歌…つばきのカバーです」
すごい曲を選んだなあ…ほんとに、おだかの意志って真っ直ぐすぎて、私みたいな他人がどうこう伝えようとしても彼の懸命さや誠実さは何一つ伝えられないと思った
言葉なんか挟めないくらい凛とした人だ
しかしツイッターのアイコンでぶち壊れるおだかクオリティ


僕らのうた

今この瞬間に何処かで血を流し戦う誰かのために
どんなことを歌えたら僕は君に胸を張れるだろう

ランクヘッドは、ジャンプの主人公くらい王道のバンドだと思ってます。
だけど元気いっぱいなりふり構わない人の歌じゃなくて、普通に打たれ弱くてかっこつけたくて愛情に満たされたり腐ったり泣いたり吠えたりする男の子の歌で生命力に溢れてて、それをほんとにストレートに唄ってるバンドだから、私にはランクヘッドが売れる歌を作ろうとするのを諦めたのが残念で仕方ないです。もうちょっとたくさんの人に気付いて貰えたら良かったのかなあ。
嫌いな人はいないと思うんで、気になった方は是非聴いてください。一回でも彼らのライブに行ってほしい。
問題はおだかが金髪なことなんだよな…早くやめてくれないかな…



そして時刻は15時過ぎ。映像会場で去年のモンバス映像を見たえい商店街ぶらぶらしたりして、トークショー!
ユニゾン斎藤さん、鶴秋野さん、四星球北島さんさんというニュージェネレーション世代というくくりで出てました。
実はサヌキロック、高松の商店街に長机をずらーっと並べて、各バンドのスタッフ達が各々自分らのバンドの物販を販売してまして
長澤くんの物販、朝から何回通りかかっても誰もいやしねえ
グッズすら置いてねえという状態が15時くらいまでずっと続いてて
もしかしたらもしかして前回のライド6の時の会場限定DVDが余って持ってきてるんじゃと期待しつつトークショー前に通りかかったら
なんと!!!!!!!!!
「ライド5DVD」って書いてる段ボールが置いてある!!!!しかしスタッフがいない!!!売ってくれない!!!松田(長澤マネージャー)!?松田どこ!!?
トークショーギリギリに入ってものすごい松田探してしまったわ
結局見つけられず長澤物販のことも気になって30分くらいでトークショー切り抜けたんですが、斎藤さんのせいで大喜利状態でした(笑)
秋野さんが鶴の決めポーズで登場したのを見て斎藤さんもそれに便乗して、ほんとにただしイケメンに限るを地でいく人だから何やっても笑いもしくは黄色い声が起きるんだよ!
四星球の人がライブ中はブリーフ4枚ばきらしく、ユニゾンの前の出番だったから斎藤さんが裏で待ってたらいきなりブリーフだけの人が出てきて「ああ、こういう人なんだなあ」って思ったと言ってて、「びっくりした」じゃなく「理解した」なあたりが意外と温度の低い斎藤さんらしくて笑えました…(笑)
その後何かの質問でもそのブリーフネタ使って、その次の「この人にだけは勝てない!と思う人」って質問の時に斎藤さんがフリップに書く前にMCさんに「同じ答えを3回ってダメですか?」って聞いてて、「どんだけピュアなんですか!」とツッコまれてました(笑)かわいい…なんだよかわいい…
で、その質問に対し「アフロ(秋野さん)でブリーフ(北島さん)な人」とイラスト付きの回答をして、なんかもうかわいいなーって会場が和んでるところを
秋野さん「頭が僕だったらこれはもうただブリーフはいてる僕ですよ」
斎藤さん「!?…あっ!!」
ズルイ
滑ろうが面白い、斎藤さんズルイ。

そして17時頃トークショー切り抜けて長澤物販に戻る。松田。いない。しばくぞ。
で、長澤くん18時からだけどもう会場行って松田捕まえようぜってなって友人とSUMUSに行く途中、松田ってどんな見た目なのか、マネージャーを見た目で見つけられるのかと友人に聞かれ
去年私は松田だと知らず岡山の会場で物販見てたらめっちゃ絡まれて商売された覚えがあったから「なんか帽子被ってて眼鏡かけたなんちゃってオサレのおっさんやから」って喋ってたら
前を歩いてた帽子被ってて眼鏡かけたオサレのおっさんが振り向いた
すみませんあなたじゃないですあなた松田じゃないですカメラマンさんですよねすみません暴言に聞こえましたかあなたじゃないです
殺されるかと思った…(笑)
そうだよね帽子で眼鏡のオサレさんって音楽業界山ほどいるんだよね…危ない危ない…

そしてSUMUSに行くとウラニーノ山岸さんの弾き語りが始まりました。
中島みゆきの「ファイト!」のカバー、すごく綺麗で心に染みました。泣いてる人もいたなあ。


長澤編へ続く





2011年04月10日 | ホウ楽 | とっぷ